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一
さざんかの 花がこぼれる 庭の垣根よ
愛らしき おさげ髪 うるわしの瞳よ
風に追われる 小鳩の声にも
ほろほろと ほろほろと
ああ・・ふるさとはいつの日も唄をうたうよ |
二
はまなすの 花が咲いてる 白い浜辺に
思い出の 赤い花 そよ風に揺れるよ
夕日に染まる 小島の磯にも
さざなみの さざなみの
ああ・・ふるさとはいつの日も胸をゆするよ
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三
霧がふる 露路の灯りが 濡れてうるむよ
なつかしき 母の膝 ゆりかごの小唄よ
水に流れる 小舟の影にも
ゆらゆらと ゆらゆらと
ああ・・ふるさとはいつの日も夢をさそうよ
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