一 霧の深さが 目に沁みる 独り(ひとり)さすらう 異人坂 別れのベルに 泣きじゃくり すがりついてた あの夜を フゥー ウー 詫(わ)びる 男の 生きざまを
二 ネオン眩しい(まぶしい) 路地裏で 燃えたくちづけ 今は夢 すねて甘えた アパートの 想い出たぐる 窓灯り(あかり) フゥー ウー 耐える(たえる) 男の 独り(ひとり)酒
三 霧笛(むてき)が鳴けば カモメ啼き(なき) 何を憎くめば 気が晴れる 指でかくした 涙つぶ 押え切れない 淋しさを フゥー ウー 唄う 男の ブルースよ